Japan Total Fight Championship(略称「JTC」)

★発足意図★
 
  今や日本における「総合格闘技」は、まさに絶大なる人気を誇っています。事実、総合格闘技を学ぶための環境、つまりジムや道場などの数、またその競技人口は、年々激増し、プロ興行やアマチュア大会などは、多くの主催者により全国で開催されています。
 総合格闘技は、文字通り「総合」の競技であるため、大会(団体)やジム(道場)によって、提唱するルールが異なっています。そのために、個々の選手の力量を共通のスケールで計ることが難しく、団体やジムを越えたところでの交流もまた、活発ではありません。
 JTCでは、幅広く団体、ジムなどに呼びかけ、まったくのニュートラルな状態でのオープントーナメントを開催いたします。そして、真に実力のある選手の発掘、あるいはジムで練習した成果を証明する場として、このトーナメントを発展させていきたいと考えております。

★JTC活動理念★
 
  JTCでは、本企画にご賛同いただける団体やジムなどを募集いたしております。ご賛同いただける組織の代表者の方々には、定期的に行われる会議にご出席いただき、大会のルール、今後の運営・方針などを協議し、共に大会自体を作り上げていきたいと考えております。
 また、その中で、団体やジムなどの関係における交流が活発になされ、互いの活動に良き影響を与える環境がご提供できれば、JTCという組織も意義あるものになると考えております。
 例えば、JTCが開催するトーナメントで優秀な成績を収めた選手に対しては、JTCで出来る限りプロデビューへの道をサポートし(JTC参加の各組織が主催するプロ興行とのタイアップ)、格闘技界全体の発展のために尽力していこうと考えております。
 そして、ご参加いただく各団体、ジムの活動に関しましては特に制約を持たず、自由に活動していただきたいと存じます。

全日本総合格闘技オープントーナメント

★今後の展開★
 
  JTCでは、上記の「活動理念」で記した通り、現在曖昧な傾向にあるアマチュアとプロの境を明確にし、本大会にて活躍した選手がプロ選手として活躍できるようなシステムを構築することを重要な課題として捉えております。そして、団体やジム間の通気性を改善し、大会運営などにおける経理なども透明化していく所存です。総合格闘技を健全なスポーツとして確立させ、総合格闘技の基準とする事が、JTCの最大の目的となります。

★大会理念★

 本大会は、プロを目指す選手が実力と個性を発揮し評価されるルール、出場選手が大会翌日も仕事や学校にいけるような安全なルール、この2つを共存させていけるような大会やルールを作り上げていきたいと考えております。

★安全性★
 
  本大会は、ルールの安全面を最重要視しています。ゆえに拳による顔面への攻撃は認めていません。また、誰もが参加出来るオープンな大会とするため、極端な実力差があった場合でも選手が重大な怪我や事故が起きないよう充分配慮しております。

★大会目的★
 
  本大会は、プロで通用する選手の発掘といった目的も持っています。しかし、ルール上では安全性を最重要課題に挙げています。この相反する部分をルールの設定で調整しております。
例えば、本大会のルール上バスターは安全面から考慮して禁止していますが、プロ選手の発掘といった観点からは相手を頭の高さまで持ち上げる事の出来る選手は非常に魅力的です。この矛盾をルール上では、持ち上げた時点で一旦試合をストップし、持ち上げた選手にポイントが加算されるように設定しています。ただし、持ち上げて落とした場合は、反則とし減点とします。
  また、ルールを利用し負けない試合をする選手よりも、一本(ギブアップ・KO)を取ろうとする選手を高く評価する判定基準となっています。これらは、プロ選手の発掘といった観点より取り決めております。それと同時に、格闘技本来の戦う姿勢を持つ選手、また多くの選手自身が格闘技に憧れたり格闘技を始めた理由となった、格闘技の持っている強さやかっこよさをリング上で実践した選手に高いポイントを与えていこうというのが本大会のコンセプトであります。

★今後の展開★
 今後の展開としましては、プロルールでの大会も検討しております。これは、本大会で活躍した選手や、JTC参加道場の推薦選手といった技術の裏打ちがある選手のみが出場できる試合となります。こうした大会や本大会が、道場で汗を流す選手の目標となり、実力を試す場となることを目指していきます。


2002.April